「カーワウッソー」 ようやくカワウソ陣営の親玉が姿を現しましたね。しかも、コミカルな感じで。しかも、黒田崇矢さんの声で。あのフォルムで、あの声で、あのキャッチーなセリフを吐かれてしまうと、いろいろ混ざってきて、純粋に悪役に見えなくなってくる…
『進撃の巨人』が大ヒットしたり、『君の名は。』が興行的に大成功を収めたり、世の中には信じられないほど爆発的な勢いで人気になるコンテンツが存在します。さて、そんなときに、「なぜあの作品がヒットしたのだろうか?」と真面目に考える人が、いったい…
「春河、僕はもう、お前を諦めたりしない!」 このセリフは、直前の春河のセリフと重なっています。春河はレオに連れ去られる直前、携帯にメッセージを書き残していました。 「カズちゃんが僕にしてくれたこと、すっごくうれしかった。だからね、僕は諦めな…
「僕は、僕は、僕を守るために春河を騙したんだ。僕は……」 大粒の涙を流す一稀の姿を見て、同じように涙した人も多いでしょう。 一稀の生い立ちを考えると、胸が締め付けられるセリフですよね。 第5話は、これまで謎だった一稀と家族との関係が明らかになっ…
ズドーン! トンネルのなかに響く重低音。円形の噴煙を周囲に散らしながら放たれる弾丸。発砲の衝撃と、己の行為に対する衝撃で、体を後ろにのけぞらせる久慈悠。 追加で響き渡る二度の銃声で、久慈はハッと顔を上げる。眼前には兄(久慈誓)の姿。 兄曰く「こ…
「俺は一稀が好きだ」 冒頭から燕太の想いが、さく裂する『さらざんまい』第3話。 第1話の尻子玉を抜くシーンからBLのにおいがプンプンしていましたが、第2話のラストから第3話にかけて『さらざんまい』というアニメがBLだということがはっきりした印象があ…
カワウーッソイヤァー!! 新星玲央と阿久津真武の警察2人が歌って踊る、第1話以上に奇妙な第2話でしたね……(笑)。宝塚的なスポットライトを当てる演出から始まり、ソイヤァ! ソイヤァ! と祭りの音頭が鳴り響く。幾原演出、ここに極まれり!といったところ…
なんじゃこりゃー!! と、矢逆一稀くんと久慈悠くんは叫んでましたが、それはこっちのセリフですよ……まったく。 あ、先に言っておきますが、『さらざんまい』の第1話、めちゃくちゃ面白かったです! 4月11日から放映および各種VODでの配信が開始されている…
これまで数多くのバディムービー・ロードムービーが作られてきましたが、これほどまでに完成度が高く、こんなにも人々の心を打つ作品があったでしょうか? どうしようもないほどに切ないのに、どこまでも笑ってしまう、観客を笑い泣き状態にしてしまう、まさ…
いつもは映画の感想や考察を書いている当ブログですが、今回は少し方向性を変えて、読書についてお話しようと思います。タイトルには「読書論」と書いていますが、そんな大げさなものではなく、普段の読書を少しでも、豊かなものにするための原理原則、ある…
『PSYCHO‐PASS サイコパス』劇場版3部作『Sinners of the System』シリーズがついに完結!いよいよ狡噛慎也が登場するということで、私もワクワクしながら、去る3月10日(金)に『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.3 恩讐の彼方に__』を観に行きました。今作…
最初に明言しておきましょう。『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.2 First Guardian』が傑作だということを! 先月1月25日(金)から劇場版3部作として、全国の劇場にて『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』の公開がスタートしました。個人的に『c…
「会議」には「不正義」が紛れ込む。映画を観終わって私が感じたのは、日本企業が持つ独特な密室性でした。そして、その密室性にこそ、問題の根本があり、その点を見事にえぐり出していたのが『七つの会議』だったと思います。 野村萬斎や香川照之など、豪華…
先日、1月25日(金)の公開初日に『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』を観てきました。仕事帰りだったので、レイトショーを観てきたのですが、あまりの盛況ぶりに驚きましたよ。 20時という遅い時間にもかかわらず、劇場はほぼ満…
映画をよく観る皆さんにとって、映画情報サイトは必須の存在でしょう。 かく言う私も、最新映画の情報やキャストの紹介や作品の人気度などを確認するために、映画情報サイトを頻繁に利用しています。 しかし、一口に映画情報サイトといっても、それぞれ機能…
先日、『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観てきました。いやぁ、予想通りの素晴らしい完成度の作品でしたよ。あまりにも、取り上げたいところが多すぎて、このブログでどうまとめればよいのか、4日間ほど悩んでしまいました。それほど、『シュガー・ラッ…
またもや、現代人を覚醒させる映画に出会ってしまった。 本当に今年は、時代性をしっかり掴んだ素晴らしい邦画が多いですねぇ。。 『来る』は、社会派ホラーと表現してもよい気がします。あまりにも、えげつなく、あまりにも過激に、現実をえぐり出す。幻想…
「因果応報エンターテインメントってなんだよ!面白そうじゃん!」と思い、去る12月1日公開初日に『jam』を観てきました。劇団EXILEの演技もSABU監督の脚本も非常に練られており、完成度が高かったです!注目の一作です!
イスから立ち上がれなかった。 私にとっての『ハード・コア』は、それだけ破壊力のある作品だったのです。 間違いなく今年度ナンバーワンの大傑作です。前に『怒り』を観たときも、あまりの出来にしばらくイスから動けなかったのですが、それと同じ衝撃が『…
去る11月10日、アニメーション版ゴジラ、いわゆる「アニゴジ3部作」の最終章。 『GODZILLA 星を喰う者』を観てきました。前評判があまりよくなかったので、「大丈夫かな……虚淵っくな展開すぎて、観客が引いちゃう感じなのかなぁ……」とか過剰に過保護に心配し…
知る人ぞ知る傑作として、少しずつ認知が広がっている『若おかみは小学生!』。 あなたは、もうご覧になりましたか? え? まだ観てない……。それは残念です。本当に、残念です。 この『若おかみは小学生!』は、大人から涙を搾取する名作映画ですよ! 令丈ヒ…
あ、はじめまして! 初のブログ記事であります! このブログでは好きな作品をとにかく楽しく紹介します。私自身、作家を目指していろいろ活動している人間ですので、作品をレビューし備忘録としてこのブログを活用しようかなと思っております。 さて、一昨日…