キリマファイル

備忘録的に楽しくコンテンツを紹介するだけの暢気なブログです

MENU

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『プロメア』の感想・ネタバレ考察!今石洋之×中島かずき×異色のアニメションスタジオTRIGGERが映像的快楽の最大値に挑む!3D歌舞伎アニメここに誕生!

「俺の火消し魂に火がつくぜ!」 ついに観てきたぜ!『プロメア』を!お前たちは観たか?魂は震えたか?心の炎は燃え盛ってるか?俺はメラメラ燃え盛ってるぜ!! おっと、すみません。ついつい、ガロの口調になってしまいました。あれだけ凄まじい勢いの映…

『アイ・アム・マザー(I AM MOTHER)』のネタバレ考察と感想!人類の滅亡も人類の再生も、全ては管理されていた!?

主要登場人物が3人。しかも、1人、いや1体はアンドロイドの映画。それが『アイ・アム・マザー』。数あるVODのなかでも、オリジナル映画やオリジナルアニメに力を入れているNETFLIX独占配信の作品。 PVを観た段階で、これは興味深いテーマを扱っている作品だ…

『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の感想・ネタバレ考察!自閉的ヒロイズムから解放された生駒と、萌え度がアップした無名の魅力に迫る!

「今度こそ俺は……俺の誇れる俺になるんだ!」 この生駒の名台詞から早いもので、もう3年が経過しました。2016年4月からノイタミナ枠で放送されていた『甲鉄城のカバネリ』。『進撃の巨人』でお馴染みの荒木哲郎監督が監督を務めることもあり、放送当時から注…

ニュース番組とワイドショーの違いとは?言葉遣いの違いに注目してみよう!

家にずっといると、ニュース番組やワイドショーを観る時間が増えますよね。私もフリーランスになってから、昼間にふとこうした番組を観る機会が増えたように思います。今日もカップラーメンをすすりながら、他愛のない内容のワイドショーを観ていました。 そ…

「罪悪感」が持つパワーとは?ヒット作に共通する「罪悪感」について考えてみた

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』というアニメをご存知でしょうか? 少なくともアニメ好きなら、必ず一度は視聴しているだろう大人気作品です。秩父を舞台にした今作の人気により、聖地巡礼ブームが全国に広がりました。 私もこの作品の大ファ…

『さらざんまい』第9話の感想・ネタバレ考察!すべてを捨てきれなかった男、久慈誓に残された「愛」とは?

「面倒なもんだなぁ……つながりってやつはよぉ」 「この世界は悪い奴が生き残るんだ」と口にしていた誓(ちかい)が、弟のことを想いながら死んでいく。ああ、そうか誓はいい奴だったんだなぁと、そう考えると涙が止まりませんでした。さんざん悪いことをしてき…

『さらざんまい』第8話の感想・ネタバレ考察!白ケッピと黒ケッピが織りなす陰陽道と、久慈悠が辿る二者択一の人生

「嫌だ、燕太!燕太ーー!!」 第7話を観たとき「おい、燕太なにやってんだよ」と思ってましたが、こうして一稀を庇う姿を見てしまうと、素直に責める気になれないですよね。作り手としても、そういった視聴者の感情を考慮してストーリーを組んでいるのでし…

『さらざんまい』第7話の感想・ネタバレ考察!かまってちゃんの燕太と、人形焼きのマブ

「カーワウッソー」 ようやくカワウソ陣営の親玉が姿を現しましたね。しかも、コミカルな感じで。しかも、黒田崇矢さんの声で。あのフォルムで、あの声で、あのキャッチーなセリフを吐かれてしまうと、いろいろ混ざってきて、純粋に悪役に見えなくなってくる…

あの作品がなぜヒットしたのか説明できますか?「偶然」は再現できないので「必然化」しようという話

『進撃の巨人』が大ヒットしたり、『君の名は。』が興行的に大成功を収めたり、世の中には信じられないほど爆発的な勢いで人気になるコンテンツが存在します。さて、そんなときに、「なぜあの作品がヒットしたのだろうか?」と真面目に考える人が、いったい…

『さらざんまい』第6話の感想・ネタバレ考察!「ア」の中心で「愛」を叫ぶ!現代人を罪悪感から解放する「さらざんまい」!

「春河、僕はもう、お前を諦めたりしない!」 このセリフは、直前の春河のセリフと重なっています。春河はレオに連れ去られる直前、携帯にメッセージを書き残していました。 「カズちゃんが僕にしてくれたこと、すっごくうれしかった。だからね、僕は諦めな…