サイコパス
3月27日(金)から劇場公開及び、Amazon Prime Videoでの配信がスタートした『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』。昨今の新型肺炎の影響もあって、映画館ではなく私はAmazon Primeで視聴したのですが、これが思いのほか面白かったですね。理由の1つ…
最近忙しくてなかなか観る時間が取れませんでしたが、ようやく『PSYCHO-PASS サイコパス 3(以下、「サイコパス3」と表記)』を最後まで鑑賞することができました! まぁ、最後とはいっても、劇場版がありますから、物語自体はここからが佳境といった感じです…
ここでは、ようやく見えたプロットの全体像を概観しながら、どのようにして第5話~第7話の緻密な構成が可能になったのか、その点に迫れればいいなと思います。「第5話~第7話の簡易的なプロット」や、「第5話~第7話の構造をマネしてミステリーを作る際の手…
第6話を観て改めて思いましたが、『PSYCHO-PASS サイコパス 3』は、やはり脚本の構造が面白いですね。 ということで、今回も話の構造を解剖して、どのように観客を驚かせているのか、その仕組みについて語ってみようと思います。 特に、今回はミスリードが実…
「はい、小畑ちゃん。出島のお土産~」 という梓澤の言葉をはじめ、第5話には「出島」というワードが何度も出てきました。シスター・テレーザが代表を務める正道協会(CRP)も、もとは出島で設立されたもの。慎導灼の父・慎導篤志もシビュラ輸出のために出島で…
「システムがすべてじゃない」 第1期のときからテーマとして設定されている「人間の意志」ですが、『PSYCHO-PASS サイコパス 3』でも、きっちりと描かれていましたね。特に第4話は、テーマ回でした。 システムを利用しつつも自分の意志を重視する灼と炯、言…
「つまり慎導監視官の父親は、イグナトフ監視官の兄を殺して自殺した?」 第3話では、灼と炯の並々ならぬ関係性が明らかになりましたね。まさか、加害者の子どもと、被害者の遺族がタッグを組むなんて、誰が予想できたでしょうか。 たしかに、灼と炯の言葉の…
「雨は止んだ。灼、雨は止んだ」 さて、第2話も謎の言葉が飛び交っていましたね。「雨は止んだ」とは、一体どういう意味なのか。先に申し上げておくと、現時点で、私はこの言葉の意味を解明していません。ただ、「雨は止んだ」が出てきた状況から考えて、私…
「携帯型心理診断、鎮圧執行システム、ドミネーター起動しました――」 ドミネーターのアナウンスを聞くと、「サイコパス」が帰ってきたなぁと、私なんかは感慨にふけってしまいます。ドミネーターを握るときの、テンポのよいあのBGMも含めて、サイコパスの世…
『PSYCHO‐PASS サイコパス』劇場版3部作『Sinners of the System』シリーズがついに完結!いよいよ狡噛慎也が登場するということで、私もワクワクしながら、去る3月10日(金)に『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.3 恩讐の彼方に__』を観に行きました。今作…
最初に明言しておきましょう。『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.2 First Guardian』が傑作だということを! 先月1月25日(金)から劇場版3部作として、全国の劇場にて『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』の公開がスタートしました。個人的に『c…
先日、1月25日(金)の公開初日に『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』を観てきました。仕事帰りだったので、レイトショーを観てきたのですが、あまりの盛況ぶりに驚きましたよ。 20時という遅い時間にもかかわらず、劇場はほぼ満…